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11日、ありがとうございました。

11日の「ムーサたちの語らい」にご来場下さいました皆さま、そして応援くださいました皆さま、有難うございました。

皆さまの優しいまなざしに後押しされながら、演奏することが出来ました。幸せなひと時でした。

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リハーサルの風景です。

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今回は音楽関係の方が多くお越し下さっていたので、どこまでお話をしたらいいのか手探りでした。

専門的なことを話そうとなればいくらでも話せるけれど、それだと他の方にはくどいし(昔、演奏会なのに大学の講義かと思った、と言われたこともある)、かといって、話したこと全部知ってるわ、と思われるのもいけないしなぁ。ということで、今回も反応をみながらお話ししようと原稿は作らずに臨みました。うーん、お話って難しいです。とにかく精進します。

 

今回私のソロは、三美神、ムーサ、という芸の神様を表す曲で、個人的には「美」や「品」「優」など「女性としての性」を表現することがテーマでした。演奏中は、神様のお力をお借りして、とにかく優しい音をだして、聞き手の方に癒しや神様からの恩敬が降り注ぎますように、という思いでいました。私の気持ちが届いているといいな。

 

演奏会には同級生が来てくれていたのだけど「チェンバロって、なんでこんなに品があるんだろう、って思ったら、ペダルがないんだね!」という感想を貰いました。ああ、そうだ、足をバタバタさせる必要はないですね。頑張らなければならない力加減もいらないし。

それから、留学先が一緒だったヴァイオリン奏者の大先輩に「ラウラ(私の恩師)を思い出した」という感想を頂きました。こんな嬉しい褒め言葉はないです。

実は演奏会の翌日、弥生ちゃんの恩師、エレナ・オブラスツォワ先生が亡くなられました。私もお世話になりましたし、愛弟子の弥生ちゃんの気持ちを思うと胸が痛いです。気持ちが分かりすぎる程分かって。私は10年経ってもまだ立ち直れないもの。

でも師はいつも弟子の活躍と幸せを願っているものだから、と、自分自身にも言い聞かせながら、エレナ先生との思い出を振り返りつつ、今日は私も喪に服しています。

師から受け継いだ芸を次世代に伝えることで、音楽を繋げていきたいです。